Never say good-bye

大翔の誕生日まであと3分


大翔と過ごした思い出の家で赤ちゃんと2人誕生日を祝うことにした。


予定日は12月24日

クリスマスイブ

臨月になった大きなお腹を抱え誕生日ケーキを作った

去年の誕生日は、祝えなかったから、今回こそは、パーティーをしたかった。


時計の針が12月14日午後11時59分を指した。


ゆっくり目を閉じて、1分経つのを待つ。


こんなに1分が長く感じた事はなかった。



「5、4、3、2、1、お誕生日おめでとう。やっとお祝いできたね。今年もあと少しで終わるね。その前に赤ちゃんが産まれるよ。
先生の話だと、あたしの心臓病が遺伝するかもしれないって言われたけど、検査しなかったんだ。ここで病気がわかっても、何も変わらないし、この子は奇跡の子だから、健康に産まれてきてくれるかもしれないでしょ?あたしは、この奇跡に賭けてる。
だから大翔も神様にお願いして」