Never say good-bye

一向に吐き気が収まらない

苦しい。


ナースステーションの前まで来たところで、限界に達し吐いてしまった。


看護婦さん達は驚いた様子で、あたしを抱き抱え、先生の所へ連れて行ってくれた。



「咲季ちゃん。いつから吐き気がする?」


「えっと…今日の朝から」

「吐き気以外になんかある?」


「体がだるいです」


「わかった。ありがとう」

「先生…?これって拒絶反応ですか?」


先生は大きく息を吐いて言った。


「咲季ちゃん。これは奇跡だ。大翔からの二つ目のプレゼントだ。」

言っている意味がよくわからなかった。


「先生…?どういう意味ですか?」


「咲季ちゃんのお腹の中に赤ちゃんがいるよ。」


「あ・か・ちゃん?」


「その吐き気はつわりだね今4週目に入った所だね。咲季ちゃん。赤ちゃんは大翔くんからの贈り物だ。どうするかは、咲季ちゃんが決めなさい」