Never say good-bye

お葬式の日以来あたしは、一言も話さず、飲まず食わずの状態が続いた。


移植後は、免疫力が弱るため、食事、睡眠をしっかりとらないと、せっかくもらった臓器がだめになることもある。


でもあたしは、どうでもよかった。


毎日外を眺め、大翔が着ていた洋服を、肩身放さず持ち泣いて1日が終わる。


どうでもいい毎日。


過ぎてゆく時間。


時間は過去を洗い流すと言うけれど、そんな事は全くない。


逆に時間が経つにつれ、悲しみが増す。




こんな毎日を送っていたあたしに、素晴らしいプレゼントが大翔から届いた。



それは、あたしにまた生きる気力を与えてくれた。