准教授 高野先生の結婚


勝手に恥ずかしがって、モジモジもごもごする私。

そんな私の様子に、はてな?と不思議そうに首を傾げる寛行さんと加藤さん。


「遠慮しないで言ったらいいよ?」

「ハイ!ぜひお聞かせください。内側ですと色々なお石からお選びいただけますよ」


うぅ……。

注目されると、ますます言いづらいし。


「あの……」

「うん?」

「ハイ!」

「……誕生石なの、ですが」

「とすると、君は二月だから……」

「ハイ!アメジストでございますね!」

「ぃややややっ!そうじゃなくって!って、そうじゃなくはないんだけどっっ……」

「うん???」

「ハイ???」


あー、もうっ!

なんでこんなに照れくさいんだぁああ!

でも、言わないわけにはいかないし……。

よーし!

ここはひとつ、新婦の心意気?の見せどころなのダ!


「お、お互いの誕生石なんです!」

「へ?」

「ハイ?」

「ですから!私のには彼の誕生石を。で……彼のにはその……私の、誕生石を……」


ちゃ、ちゃんと言えた!

でも、やっぱり恥ずかしすぎる……。