本日の任務は無事完了!というわけで。
寛行さんのおうちへGO!
したいところなのだけど――
彼は今夜中に片付けなくてはならない持ち帰りの仕事があるらしく、残念ながら……。
そんなわけで、フランソワが待つ自分の部屋へまっすぐ帰宅。
ご飯とお風呂を一人サッサと済ませると、私は部屋の大々的な片付け作業を開始した。
名付けて――
“要る!?要らない!?分け分け大作戦!”
来月二月の引っ越しに向けて今から少しずつモノを整理して行こう!という。
専門書などは研究室の人に譲れそうなら譲ろうとか。
洋服は随分着ていないモノは思い切って売ってみるなり捨てるなりしようとか。
できるだけモノを減らして引っ越すぞ!と。
しかしまあ……。
いざ始めてみると、この“分ける”という作業、けっこうエネルギーが要る。
大げさに言うと“捨てる”ってのは“決別”であり“決断”という大仕事なのだ。
心のエネルギーを使う大仕事。
逆に“捨てない”ってのは、言わば面倒な問題の先送りみたいなものだと思う。
もちろん中には“必要である”という“決定”もある。
けれども、そういうのって実際はごく僅かかも……?なんて思ったり。



