奥手な私はキライ?

「なぁ…あいつは?」



名前を言わなくてもヒロには分かった



「椋は体調が悪いからって先、帰った」



椋が体調不良?



俺は椋と長い付き合いだが


椋が体を壊したことは今までない




もちろん、疑っているわけじゃないが気になって俺は部活をサボった





椋の家は俺の家のすぐ近く




父親が弁護士だから結構立派な家に住んでいる




ピンポーン



俺は玄関のチャイムを鳴らした



「はい どちらさまですか?」



インターフォン越しに聞こえてきた声は間違いなく椋の声だった