奥手な私はキライ?

「…はいっ?」



隣の席を見ると奈津紀は困惑顔だ



「…オイ、修二!むちゃくちゃなコト言って奈津紀を困らせるなよ」



俺は助け舟を出した



「お前は黙っとけよ 俺は今井に言ってんだからさ」



ハァ…相変わらず修二の異常な負けず嫌いさには驚くよ



奈津紀をなんとか助けてやりたいけどこいつがんこだからな…



「どうする?今井 まぁ数学が苦手ってことは負け戦だろうけど」



「西沢ちょっと言い過ぎでしょ」


「そんなこと言ったら今井さんが可哀想だろ?」



クラス中が騒ぎ出す



マズいな…奈津紀、注目されるの苦手だし



その時、奈津紀がゆっくり立ち上がった