「ホントに??」

「まじめに言ってるの??」

「…」

ちょっと卑怯かな??と思ったけど仲良しのあたし達は裏切ることは無いだろうし先に言っちゃえばもし好きだったとしても言わないんじゃないかって期待して了祐が好きだと4人に話した

あたしの通っている小学校はとっても小さくて特にあたしらの学年は19人しかいなかった

♂10人、♀9人

その中で女子は二つに分裂していた

美秀、諒子、美崎、麻衣

あたし達は常に4人でいる

うちら4人がほかの5人を毛嫌いしていた

もともとは5人でひとつなあたしたちだったけど

ませた小学生にはいろいろあったからさ

諒子には好きな人が嘉穂とダブって

勝ち目のない戦いに諒子は「告白しないでいようね」って言って嘉穂もそれを受け入れた。

なのに…嘉穂は正友は自分のことが好きって気がついて

諒子を裏切った

そこから4人でつるむようになった

まぁ裏切り方もダメだったわけだけど…

「ちょっと!!聞いてる??」

「え、あ、うん」