梨「蒼さん
 その前に2つ質問があるんですか」

蒼「ん?何??」
 
 「この事は私の学校の校長も
  ご存知なのですか?」

 「勿論よ♪そちら側から
  招待状が来たのだから」

そう言って蒼さんは
学校の招待状を見せてくれた

・・・
学校側から男子をね・・・
何でか解らないけど
話を続けよう

「2つ目は
 なんで【女子寮】なんですか?
 普通の学校でも
 良かったのではないでしょうか??」


「それは・・
 あの子は
 赤ちゃんの頃に捨てられてたの
 で、私が彼を拾って
 親みたいに可愛がったのよね

 小さい頃は
 芸能学校に通わせてたんだけど、
 友達も出来なくて
 それに少しぐらいは
 自由にさせてあげたかった」

少し悲しそうだけど答えてくれた



「じゃあ、男子校は?」

「男子校は・・・
 これ、祐には内緒ね
 あの子、この事は
 誰にも言うなって言ってたから」

「あっ、無理に
 話さなくてもいいですよ」
 
「大丈夫よ、
 梨奈ちゃんには
 知る権利があるから。
 
 彼はね、男子校で虐められたの、
 芸能人が来るんじゃねぇって、
 それから男子校だけは嫌がったの
 
 あと、変装もダメ
 すぐに、ばれちゃって
 
 

 それで、最終手段が・・」

「女装 なんですね」

「ピンポン!!」

そう言った蒼さんは
笑顔だった