いやーん!
どうしよう!?

私誘拐されるの?
それとも、口封じに殺されるとか!!?

絶対っそれだけはいやっ!!




すると


「ちゃんと訳を話すから
 頼むから静かにしてくれ」

と彼は
申し訳なさそうに
私を見ながら言った

その表情を見ると
なんか納得してしまい
頷いた
そして
彼はそっと手を放してくれた



でもっ、
さすがに
タオル一枚のままで
説明されるのは嫌だったから
「着替え終わるまでリビングで待つ」
って言って洗面所から出た