しかし やはりこのまま破裂でもしたら…と思い、主人が帰ってくるまで何かあったら救急車を呼んでもらえるようにと母と頻繁にメールや電話で連絡を取りながら痛みに耐えていた。
日付が変わった頃には痛みから立ち上がることも出来なくなり、痛みの波が繰るたびに「痛い!痛い!」と叫ばずにはいられなくなっていた。
あと30分もすれば主人も帰ってくる…
ペットのイタズラ好きなフェレット達を遊ばせて気を紛らわそうと思ったが効果はなく痛みは増すばかり…
この頃の痛みの感覚は風船が膨らんで→萎んで→一息ついて→また膨らんで…という状態で、常に痛かった。
母から来た電話も何とか出れるという状態で、後日聞いた話では母は救急車呼ぶか相当悩み迷っていたそうだ。
あと数分で主人が帰ってくるはずの0時半、腹痛のピークがきた!
『痛いっ!!』
と叫んで涙が出たのは覚えている。
私はその痛みに耐えられず5分程ではあるが失神してしまったのだ。


