そのとき、 悪魔と目があった。 あんなにあたしをひどい目に合わせる冷酷な奴なのに その眼はまっすぐに輝いていた。 「大丈夫か?」 語調は冷たいのに、 なぜか温かい感じがした。 「うん・・・。」 あたしは精一杯の声で言った。 「今日はきつかったみたいだな。 早く帰ってしっかり休め。」 冷たく言ってるようだけど なぜかいつもとは違う芯のある感じはなんだろう。