「あぁ・・・、
その日、あけとけよな?」





この言葉が言えるようになるために


俺はずっと準備を進めてきた。


真未の好きそうな場所。


真未の好きなもの。


真未…、真未・・・、


と、本当に頑張って考えたつもり。





頭の中ではもう既にぼんやりだけど


クリスマスの姿が映し出されている。






しかし、


俺の言葉を聞いた


真未の顔がなんだか穏やかではない。


…いったいどうした?




もしかして…


都合が悪いのか??