あたしは走った。 行き先も分からず、 ただ、あの場所から離れたかった。 初めてかもって思うくらい 全力で走るあたし。 息がきれるまで走ったところで あたしはうしろを振り返る。 後ろから彼が追いかけてくる。 そんな淡い期待を持って。 でも… そんなことあるわけがない。 期待が絶望に変わる。 気づけばあたしはあたしは… …泣いていた。