「どうぞ、すぐに着きますので」
と言って、オレンジキャップの係員はスライド式のドアを開けた
なぜだろう、“すぐ”という言葉が聞き間違いだろうけど、強調された気がする
「それから、運転手のーーー・・・」
と言いかけたところで、運転席のドアが開いた
「どうも、ピエロっす!!♪」
の声と一緒にピエロが顔を出した
・・・・・・あれ??このピエロさっきの??
「いやいや~、やっぱり、若い子は可愛いっすねぇ♪♪」
ピエロは満面の笑みで陽気に話しかけてくる姿にあたしは思わず噴出してしまった
「じゃ、どぞどぞ、乗って下さいな♪」
それを見て更に笑顔をつくったピエロは言った
「はい」
あたしは、何の疑いも無くその白いワゴン車に乗り込んだ
・・・・・・

