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「あのぉ………」



あたしは係員さんに話しかける



「はい?」



「どこに行くんですか?」



「そろそろですよ」



と言っても係員さんは足を止める気配はなくズンズンと先に進んでいってしまう



もぅ!なんなの!?



しかも、どう考えても遊園地の隅っこの方に向かっている



……ここにあんのかなぁ?




ーバフッ



「ーーーっ痛」



突然あたしは痛みに襲われた



少したって急に止まった係員さんにぶつかったことに気がつく