「お電話が入っておりますので、こちらへ」



…電話?




エスコートされそうになったが



「えっ、、でも…」



…次だったのにな



っと複雑な表情を露にだした



横ではレーラ達もぎこちない表情をこちらに向けている



「大丈夫ですよ。戻ってきたら優先的に乗せることができるので」




係員はそう言うと、笑顔をあたしに向けた





「なら………」



とあたしは翔平たちに先に乗ってていいよと言い残して、歩く係員さんの後をついていった