ーーー 「翔平ー!何見てんの?早くジェットコースター乗りに行くよ」 あたしは険しい表情で遠くを見つめている翔平の腕を引っ張った 「………あ、あぁ」 まるで別世界にいっていたみたいなリアクションだ 「何考えてたの?ねっ、乗ろ乗ろ」 翔平を急がすように更に腕をグイグイ引っ張った ジェットコースターの前まで来ると、 「嫌ーっ、超並んでるしぃ」 「日が暮れそうだな」 あたし達の目の前には長い蛇のように連なっている人々 それを端っこから、ついつい目で追ってしまう