あたしは黙って三木に引っ張られながら歩く




三木のヒンヤリした手は、あたしの火照った身体をさらに明確に分からせた



…三木はどんなこと思ってるの?



再び、三木を見上げる



高い身長


似合いすぎている金髪


片方だけ編み込んだ独特の髪型


綺麗な顔


今にも吸い込まれそうな瞳




このまま時が止まればいいのに…




なんて、思ったりしてみたときだった