あたしは、とにかく走り続けた



自分でもどこに向かってるか分からないけど






少したって、落ち着きを取り戻したあたしは、ふと足を止める



「なーにやってんの、あたし…」



三木とまともに喋ることもできないわけぇ…?




ため息を1つつき、あたしは、雲ひとつない空を見上げた