愛結が帰ったあと、クックッっと笑いながら三木は玄関へと向かう



玄関にはボーイさんは硬直したまま、まだ立っていたが三木の姿を見て我に返る



「あっあの…三木さま…」



「ほんと面白いやつ、、

…あぁ、金な」



と理解したように言い、自分の制服のポケットに手を突っ込む




「はっはい!夏服合計で34520円です」



三木はボーイが出した手を無視して、ボーイのポケットに4万円を押し込んだ



「釣りはお前にやるよ」



と言い残し、三木はドアをしめた