意地悪俺様







みんなの言葉通り、あたしは三木に駆け寄り、制服の裾をちょっとだけ掴んだ



すると、



「掴むなら、こっちにしろよ」



裾を掴んでいた手は、三木の大きな手の中にスッポリと収められ

そして、自分の指をあたしの指に絡めた



あたしは恥ずかしくなって茹でダコみたいに顔が真っ赤になる



あたし、なに三木に対して顔赤くなってんのぉ…



いくら、他のこと考えて顔の火照りを静めようとしても、無駄だった



あたしの意識は三木に繋がれている手のほうにいっちゃう…



だって…

だって…


恋人繋ぎだし…




三木を見上げると三木もあたしを見ていた



三木の瞳に吸い込まれそうになるのと同時に、あたしは無意識に絡まっている指をしっかりと握り返していた



三木はそれを確認して優しく笑い、あたしとこの部屋から外へと出ていった