パサっ… 三木は、後ろを向いてしゃがみ込んでいるあたしにジャージをかけた 「着ろよ」 その言葉に流されるようにあたしはジャージを着て、チャックを上まで閉めた 三木のジャージは大きくてあたしにとってはワンピースだ あたしはツツっと歩いて、大きいジャージで隠れている手で三木の制服の裾を掴んだ 「あ…ありがとう…」 あたしはうつむいて三木にお礼を言った 「なに?それ、俺を誘ってんの?」 再びニヤッと笑いながら、あたしの頭を軽く2度叩いた