そして、亮平の耳に囁いた 「こいつに関わんな」 コンクリートの静かな空間のため、囁き声さえも聞こえた 亮平は立ち上がズボンのホコリをはらって、こっから出ていった 亮平が去った後、三木はあたしに近づいてあたしの頭に手をのせた 一時引いていた涙が再び溢れる その涙にはさっきとはちがって 安心も入っていた 三木はあたしの頭にのっけていた手をあたしの頬に滑らしながら移動させた 「1人にしてごめん。」 あたしは三木の言葉にビックリする