意地悪俺様






とぼとぼと通学路を歩く



今日は耐えられるかな



もう一回亜希と話してみようかな


そんなことを考えていた




「あのぉ…」



急に後ろから声が聞こえてきた


ボーとしてたから、ビックリして肩が跳ねる



「道をお訊ねしたいんですけど…」



後ろを向くとスーツを着た気弱そうな若いお兄さんが立っていた



「あっ、はい。
どこに行きたいんですか?」



「梅嵐高校なんですけど、」