ツンデレ姫とニコニコ王子

「よろしく、姫奈ちゃん♪」

はふぅ・・・。

このジャニーズ向きの笑顔にやられる私。

「うん。」

私は冷たく返事をした。

でも・・・・。

図書委員ってのが嫌だ!

本なんて漫画しか読まないし。。。。。

分厚い小説なんて目がくらんじゃうし!!

さ・い・あ・く!

でも、この成宮って子と一緒ならいいかな?

って思っちゃったり。

・・・・・・私バカじゃん!!!

なんで、男子何かとならいいのさあーーー!!

「姫奈ちゃん、何一人で怖い顔してんの?」

私の方を見る。

_ドッキッ

「だ、大丈夫。」

フイッと横を向いてしまった。

もう、顔が赤くなりそうだから____

なんでだろう?

まさか、恋!?????

そんなわけないよね。

そんなわけないもんねーだ。

_ペタ

ひゃっ!

急に私の額に触れた。