ツンデレ姫とニコニコ王子

「俺は、カレーが好き。」

ん、まぁシンプルというか男子が好きそうなものだなぁ。

「そうなんだ。」

私は、興味もないような言い方で返事する。

こんな私が大嫌いです。

「はい、では今度は4人一組の班になってください。」

この教師、私達は小学生じゃないんだぞ?

あとの2人は後ろの女子と男子だった。

「お、イケメンじゃーん。」

後ろの子が言った。

「ここでも、自己紹介とヵを交換してください。」

「じゃあ、私から言いまーす。」

すっごい元気な子。

「私は、悠羅舞李ですー。」

ゆうら?

変わった名前だなぁ~。

私もだけどね。

「俺は、成宮涼斗。」

やっぱりあのまぶしい笑顔。

「君は?」

「・・・水原陸、よろしく。」

なんか、この子ペット系な顔してる。

「・・・・わ、わ、私は璃憧姫奈。」

「か、かわいいいいっ!」

なぜか、舞李ちゃんにギューーーッとされた。

「う゛、ぐ・・・・。」

「あ、ごめんねw。」

「別に大丈夫。」

いやぁぁぁぁぁ!

もっと、「ううん、全然大丈夫☆」みたいな

優しい言い方はないのぉぉぉぉ????

「ていうか、成宮君かっこいいね!」

・・・・そこですか!?

「そんなことないよ~。」