あいつには緑の血が流れてんのさ。


宇宙人だよ、宇宙人。人間じゃないね。アハハ。


あたしは起き上がって、服のまま海の中に飛込んだ。


「気持ちいい!」


あたしはとにかくハシャイだ。


全てを忘れたかったんだ。


───生きていることさえも。