ネコ住職は夢を見ていた。

いつものようにオールカラーの夢である。

ネコ住職の隣には、いつの間にかひとり
のスコティッシュ・フォールドの青年が
立っていて、名を名乗った。

しかしネコ住職には、彼の名は聞く前
から分かっていた。

宇宙最強のエスパー猫、ガイア・ウォー
ル、であった。