ネコ専務シリーズ2

「なんだい、そんなことか。分かった、
 私が何とかしよう」

シロたちNオケの要求を知ったネコ専務
は、赤い上着のポケットからケータイを
取り出しながら寝室に向かい、そこで
どうやら何カ所かに電話しているようだ。

ネコ住職とシロが、邪魔しないように
居間で一緒にお笑い番組の再放送を見て
いると、ほどなくネコ専務はまた姿を
現した。


「シロ、待たせたね。いま電話して、
 うちの隣の部屋を買ったから。

 防音工事の会社にも電話したから、
 君らがいくら歌っても苦情が出ない
 ようになったよ」