クラスでただ一人女子!



しばらく、沈黙が続きました。

「なんなの!?急に!?」
沈黙を破ったのは、冠茄の方でした。

「お前…」
「なによ!」
「野之原財閥の令嬢だろ!?」

「なっ……」
冠茄は、突然の事で変な声が出てしまいました。