ぼくの太陽 きみの星

「……ちょっと……お兄ちゃん?」


人の部屋で何してるのよ。


あたしのとがめる声に、鷹耶は首だけ半分振り向くと、軽い調子で言った。


「あいつとやったの?」

「…………」

「よかった?」

「…………関係ないでしょ」

「ふぅん」


鷹耶はさもおかしそうに言って、ゆっくりと立ち上がった。


「よくなかったんだ」


「……してないもんっ」


ムキになって言い放ったあたしの言葉に、ニヤっと鷹耶が笑う。

勝ち誇った笑い。


「あ、そう、残念だね」


あ、あたし、カマかけられた?Σ


「どうしていちいちお兄ちゃんに進行状況を報告……んん………」


わめく唇を、強引に唇でふさがれる。

いつも体の芯がじわりと熱くなる鷹耶のキス。


(う……)