ぼくの太陽 きみの星

どこかで見た顔のような気がする。

誰だっけ。


ぼくは記憶を探る。



すれ違う瞬間、はっと気づいた。


顔自体は似てないけど。

微笑んだ表情が、そっくりだ。



あの人に。



――鷹耶さんに。




驚いて振り返る。


まさか、鷹耶さんの、本当のお父さん?



――ということは、未怜ちゃんの、3歳のときに出ていったお父さんってこと?



だとしたらきっと、未怜ちゃんに会わせるために呼んだんだ。


粋なことをするな、と苦笑する。

あの人には、まったくかなわないよ。