ぼくの太陽 きみの星

「未怜ちゃん自身は、どうしたい?

ぼくは、未怜ちゃんのそばにいて、いいのかな?」

「……」


「ぼくは未怜ちゃんと一緒にいたいけど――

お兄さんに対して気持ちがあって、ぼくといるのが未怜ちゃんの負担になるなら……」

「琢磨くん……」

「ほら、前、お兄さんのことが好きだっていう気持ちがありながら、ぼくと付き合うのは無理だって」

「……うん」


未怜ちゃんの表情が曇った。


「うーん。

こんな言い方は脅迫めいてて何か違うな。


……ぼくは単に未怜ちゃんの気持ちを聞かせてほしいんだ。

何でもいいから、今の気持ちを聞かせて」


未怜ちゃんは小さくうなずいた。

しばらく考えて、やがてぽつぽつと語り出す。


「……鷹耶が……出ていったことは……受け容れられなかった……。

でも……置き手紙もないし、電話もメールも一切ないし……

携帯番号もメアドも変えてないのに。


親に対してどう言ったとしても、あたしには連絡しようとすればできるはずでしょ?

なのに、まったく連絡がなくて……」


未怜ちゃんの目がうるんだ。