ぼくの太陽 きみの星

「いっつもママ張り切っておせち作りすぎちゃうんだ。

んで食べきれないの。

今日は琢磨くんが来てくれて助かった」


お母さんの笑顔に見送られて部屋に上がった。

二人でベッドに腰掛ける。


「ママって琢磨くんのことすごく気に入ってるでしょ。

ごめんね、迷惑じゃなかった?」


肩をすくめて苦笑する。


「迷惑っていうんじゃないけどね。

でも、大げさにいえば神様みたいな扱いだから、ちょっと恐縮しちゃうかな」


ぼくは正直に言った。


「うん……ママ、琢磨くんに、すっごく感謝してるから」


つぶやくように言う。


「いまどき、あんな素晴らしい子は滅多にいないから、ちゃんとつかまえときなさいよって、いっつもうるさいくらいに言うの」


と、ちょっぴり肩をすくめる。



――素晴らしい、か。



「……別に素晴らしくなんかないよ」


ぼくは小さくため息をつく。