ぼくの太陽 きみの星

実際、こんな未練がましいことを鷹耶さんがするとは思えなかった。


あれだけきっぱり出ていったんだ。

あの人の美学に反するように思えた。



――ぼくなら逆にやりそうだけど。こういうこと。



しかも、こんなにかわいらしいクマのキャラクターのカードだなんて。

まるであの人にそぐわないように思える。



「……でも、ほかの誰がこんなことを?」

「……さあ」


ぼくは肩をすくめる。



未怜ちゃんは手元のカードをじっと見つめていた。


カードの差出人が誰であろうと。

未怜ちゃんは、鷹耶さんだと思いたいんだ。



(誰だよ……)


ぼくは、見知らぬカードの差出人を心底恨みたくなった。



やがて。

カードをじっと見つめたまま、未怜ちゃんは真剣な表情できっぱりと言った。