(――だめだ。
何考えてるんだ、ぼくは)
枕元の引き出しを開けて、小箱を取り出した。
ふたを開けて、小さな袋をつまみ上げる。
そこは何とか思いとどまったとはいえ。
ぼくの心にはまだ黒い雲がどんよりとかかったままだった。
激しい嫉妬。
自分を見てもらえない悲しみ、痛み。
支配できない、思い通りにならない、怒り。
ぼくは初めて、自分の中の恐ろしい憎しみに気づいてた。
(未怜ちゃんを――)
何考えてるんだ、ぼくは)
枕元の引き出しを開けて、小箱を取り出した。
ふたを開けて、小さな袋をつまみ上げる。
そこは何とか思いとどまったとはいえ。
ぼくの心にはまだ黒い雲がどんよりとかかったままだった。
激しい嫉妬。
自分を見てもらえない悲しみ、痛み。
支配できない、思い通りにならない、怒り。
ぼくは初めて、自分の中の恐ろしい憎しみに気づいてた。
(未怜ちゃんを――)

