ぼくの太陽 きみの星

ぼくはめげずに、アイスのフタをあけて、中フタも取って、スプーンを差して、未怜ちゃんの手に持たせた。

一人で食べるのをじっと見てるのも何なので、ぼくもアイスを取り出す。


ぼくが横でパクパク食べてると、未怜ちゃんは、少しずつアイスを口に運び出した。

恐ろしくゆっくりだけど、確実にアイスが減っていく。


ほんの少し、未怜ちゃんの頬がゆるんで、微笑んだように見えた。



ちゃんと食べてくれてる。



――母さん、感謝!




調子に乗って、今度はレジ袋からヨーグルトを出した。

小さい、フルーツ入りのもの。


「これもどう?」


未怜ちゃんはアイスを食べ終わると、ヨーグルトを見て、視線をそらした。


(これはダメか……)



「ほかになんか食べられるものある?」


ぼくは買ってきたプリンやカットフルーツを出した。

興味なさそうな目つきでちらりと見ると、未怜ちゃんはふっと目をそらしてしまう。