ぼくの太陽 きみの星

「未怜ちゃんらしいね。

いつでもどこでも誰かが助けてくれる。


……実は心配してたんだ。

よくあるでしょ、家出少女が狙われる犯罪とか」

「……ああ……」


あたしはうなずく。


「ごめんね。

心配かけて。

バカなことしちゃった」

「ううん……何より、無事で良かったよ」


琢磨くんは何でもないように首を振る。



――何も聞かないということは、ちゃんと事情を知ってるんだ。




「……あたし、ママにひどいこと言っちゃった……」

「聞いたよ。

すごい剣幕だったらしいね。

でも言ってたことは至極もっともだったって。


未怜ちゃんらしいと思った」


琢磨くんは、いたずらっぽく笑った。



(――誰から聞いたの?)