ぼくの太陽 きみの星

「なんだか、そんなこと言われるんじゃないかって思ってた」

「……」

「さっきね、寝てる未怜ちゃんの手をとったときね。

未怜ちゃんは、ものすごく幸せそうな顔でぼくの手を握り返したんだ。

でも、その手がぼくだって気づいたとき、未怜ちゃんは飛び上がって驚いてた」

「……」

「そのとき気づいたんだ。

未怜ちゃんの心の中にいるのはぼくじゃないんだ、って」


「……琢磨くん」




どれだけ謝っても足りない。


こんな人を傷つけてしまうなんて。




「ひとつだけ聞かせて」

「……うん」

「最初から外野だったのかな?ぼくって」

「ううん、そんなことない」


あたしはぶんぶん首を振った。


「琢磨くんは、あたしにはもったいないくらいの人だって思ってる。

琢磨くんとの関係を大事にしたいって思ったし、ずっとこの人のそばにいられればって思ってた。

……今でもそう。

これはほんと、掛け値なしの気持ち。


何よりもね、こんなあたしでもまるごと受け容れてくれて……

その経験があたしにとってはすごく意味のあることだったから。

どれだけ感謝してもし足りないくらい」