ぼくの太陽 きみの星

「オレが、もしかしたら、――未怜の……

その、3歳のときに出ていったお父さんの子かもしれないって思ってたから。


それも、かなりの高確率で」



――え??



「最初の1年くらいは、オレもそんなことに思い当たってなかったけどね。

こんなに惹かれるのも、もしかしたら血がつながってるからなんじゃないかって、一人で怯えてた」

「……」

「だから、最後までやりたくてもできなかった。

好きな子が目の前にいるのにね。

ホントはもうね、やりたくてやりたくて、死にそうだったよ」


鷹耶は、どこか寂しげににっこりと笑う。


その笑顔にみとれながら、あたしはぽかんとしたままだった。



「わからない?

オレ、父さんの子じゃないんだよ。


オレは母さんの連れ子。


母はシングルマザーだったから、オレ、父親が誰だか知らないんだ」



鷹耶はまだ呆然としているあたしの手を取って、両手で挟んだ。