ぼくの太陽 きみの星

「だって、ほら最初に、この状況を楽しもうとか」

「そんなこと言ったっけ」

「ちょっとぉ(怒」

「……本気になりそうだったから、オレなりのブレーキかな」

「……何それ絶対ウソ」


鷹耶は笑った。


「未怜はまじめだし、本気でアプローチしたら拒むでしょ」

「……」

「いつだってオレは未怜だけ。

……一番最初からずっと」

「うそ。いろんな女の子とデートしてたくせに」

「女が寄ってくるんだからしょうがない」

「やなヤツ」

「まぁもらうもんはもらったけどさ」

「もう、変態!エロ鷹耶!」

「……え?バレンタインチョコってエロいっけ」

「……もう」


ふくれるあたしに、鷹耶はにっこりと笑う。


「いつだって、本気なのは未怜だけだったよ」

「……ホントに?」

「ホントだって」

「鷹耶はすっごくモテるのに。

いくらでも選択肢があるのに、なんでわざわざ“妹”なの?」

「……参ったな」


鷹耶は頭をかいた。