ぼくの太陽 きみの星

「未怜……」


唇は、徐々に下に降りていく。


手がもどかしげにショーツを引き下げ、足から引き抜いた。



「“お兄ちゃん”、ねえ、やめて……だめ」



指がねっとりと動くにつれ、あたしの懇願も弱々しくなっていく。



「ねぇ……やめて……鷹耶……


だめだって……」






鷹耶は不意に身を起こすと、無言で素早く服を脱ぎ捨てた。


暗い部屋で、引き締まったしなやかな裸身がぼぅっとテーブルライトに照らされる。




(――鷹耶……)




なぜか、新たな涙があふれた。




(あたし、鷹耶に、触れたい)