ぼくの太陽 きみの星

(……あたしは?)




琢磨くんを好きかって?




(琢磨くんとだと、普通の恋愛ができるかもしれない)


(あたしの心にぽっかり空いた穴を、ホンモノの愛情で埋めてくれるかもしれない)



そう思った過去の自分を思い出す。




あたしを全力で受け容れてくる琢磨くん。




……あたしは?




……あたしは、どうなの?




ひとり思いにふけっていて。

ふと気づくと、背後から規則正しい、かすかな音が聞こえてた。




……寝息?