ぼくの太陽 きみの星

「……こっち向けよ」


ささやくような、静かな低い声。


「イヤ」

「……怒ってんの」

「別に怒ってない」

「ほら、怒ってる」

「怒ってないってば」

「んじゃこっち向けよ」

「こっち向いて寝たい気分なの」

「……」


小さなため息が聞こえたかと思うと。

またベッドがぐらりと揺れて、鷹耶はあたしの横に寝転がったみたいだった。


と、後ろからそっと抱きかかえるように、腰に手を回された。


どこかためらうような、控えめな仕草。



(……何?)



「あいつ……」



しばらくして、耳元で鷹耶の低い声がした。