日が落ちた公園は、真っ黒な木のシルエットにふちどられて。
何だか異世界に迷い込んだみたいだった。
「……あの、未怜ちゃん」
ふと思いついたように、琢磨くんが聞いた。
「……?」
「……お兄さんのこと、どんな風に思ってるの?」
「……え?」
「未怜ちゃんはどう思ってるのかなと思って」
あたしが?
「え、だって、あたしなんか相手にされてないもん」
「そうは思えないけど」
琢磨くんは、どこかそっけなく言った。
「そうじゃなくて、未怜ちゃん自身が、あの人のことをどんな風に思ってるの?」
あたし自身が?
あたしはちょっと考えた。
「……意地悪で、わけわかんなくて……
嫌味で、ひねくれてて、自分勝手で……
捨て猫みたいな人」
何だか異世界に迷い込んだみたいだった。
「……あの、未怜ちゃん」
ふと思いついたように、琢磨くんが聞いた。
「……?」
「……お兄さんのこと、どんな風に思ってるの?」
「……え?」
「未怜ちゃんはどう思ってるのかなと思って」
あたしが?
「え、だって、あたしなんか相手にされてないもん」
「そうは思えないけど」
琢磨くんは、どこかそっけなく言った。
「そうじゃなくて、未怜ちゃん自身が、あの人のことをどんな風に思ってるの?」
あたし自身が?
あたしはちょっと考えた。
「……意地悪で、わけわかんなくて……
嫌味で、ひねくれてて、自分勝手で……
捨て猫みたいな人」

