ぼくの太陽 きみの星

「……貸してあげるって……

未怜ちゃんのこと、モノとしか思ってないんですか」


その背中に鋭く投げつけられた琢磨くんの言葉。



その言葉は、あたしの胸にも鉛のように重く響いた。




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「……ごめん」



琢磨くんは、あたしを近くの小さな公園へ引っ張っていった。

ブランコを揺らしながら、小さくつぶやく。


「ちょっと頭冷やさせて」


キィ…キィ……


ブランコのきしむ音だけが響く。

薄暗い中、公園の明かりに浮かびあがるのは、いつもほがらかな琢磨くんの、いつになく厳しい表情。



やがて、重い口を開いた。



「熱くなってごめん。

正直あんなに開き直られるって思ってなかった」