「あんたの子供じゃよ。」 完全に説明不足の紹介をするおばあさん。 「ああ、息子か。」 驚くほど飲み込みが早いおじいさん。 「よろしくね、パパ。」 西洋の言葉がまったく通じない時代に 西洋の呼び方で父を呼ぶ桃太郎。 「ああ。よろしくな。」 驚くほど空気が読めるおじいさん。