フェンスの向こうに続く飛行機曇。 ーーー「光輝クンのカノジョ、行方不明になったらしいよ」 あの先に一体、何があるのだろう。 きっと待っているのは永遠と孤独だけ。 彼女はもう二度と戻らない。 「寂しい?」 彼は少し間を置いて答えた。 「俺にはお前がいるから。だから寂しくない」 だって、彼はあたしだけの太陽だから。