「先生…ゆま…優馬は!?」

「手術は成功です」

先生はニコッと笑って言った。

シュジュツハセイコウ-?

私は足のちからがぬけて
その場にしゃがみこんだ。

「よかった…」


よかったよかったよかった…

優馬が…

優馬が生きてる。


また、きっと
私の前で笑ってくれる。


そう思ってた。


「ただ…」

「ただ??」